更新日:2023年05月25日
令和5年5月21日(日曜日)に画家・絵本作家のいわさきちひろのひとり息子である松本猛氏をお招きし、絵本講演会「いわさきちひろが描いた子どものしあわせと平和」が開催されました。この講演会は、令和5年度大泉町元気な地域支援事業として、群馬中央医療生活協同組合大泉千代田支部が開催したものです。
講師の松本氏は、世界最大規模の絵本美術館・ちひろ美術館(東京・安曇野)の設立者であり、絵本・美術評論家や作家などとして多彩な活動をされています。
講演会では、ちひろの絵に込められた想いや当時の作画風景について、エピソードを交えながらお話しいただきました。
青春時代に戦争を体験したちひろは、「世界中のこどもみんなに平和としあわせを」ということばを残しています。ちひろが残したスケッチには、当時見た壮絶な光景・子どもたちの姿が生々しく描かれており、「平和の大切さ」を強く今に伝えています。松本氏の語る画家として母として子どもたちを描き続けたちひろの平和へのメッセージは、集まった約300人の参加者の心にも強く響いたことでしょう。
群馬中央医療生活協同組合大泉千代田支部が運営する地域のたまり場「ゆいの家」では、ちひろ文庫を開設して地域へ開放する予定です。絵本の読み聞かせ会や絵本づくりなどのワークショップも行う予定ですので、興味のある人はぜひ気軽にお立ち寄りください。
大泉町北小泉三丁目2番11号
イベント情報
「オリジナルノート作りのワークショップ」
お申し込みは、群馬中央医療生活協同組合大泉千代田支部・松尾さんへ電話(070-4194-1853)、またはメール(hattyan0223●yahoo.co.jp)(●を@に差し替えてください)してください。